栄養豊富な酒粕を日々の食事に。

酒粕

こんにちは。
Holistic Delica Labo店長の【くま】です☺︎

今日は様々な健康効果があると言われている
酒粕”について書いていこうと思います✧

酒粕の栄養素と効果。

酒粕は日本酒を搾ったときに残る固形物のことで、
麹菌と微生物が生きている発酵食品です。

▼▲ レジスタントプロテイン ▲▼

中でも注目する成分は
レジスタントプロテイン”というタンパク質の一種。
難消化性タンパク質で、消化酵素で分解されにくいという性質を持っています。
そのため腸では吸収されずに体外へ排出されます。
食物繊維と同じような働きをするため、
胃や小腸で余分な油を包み込みLDL(悪玉)コレステロールの増殖を抑え、
体脂肪や中性脂肪を減らしてくれる効果があるといわれています。

まさにダイエット向きの食材なんです。

▼▲ ペプチド、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、βグルカン ▲▼

抗酸化作用をもつ”ペプチド”という成分は、
血圧の上昇を抑え、肝臓を強化してくれます。

また”ビタミン”や”ミネラル”も多く含み、
アミノ酸”は美肌効果にも期待できます♡

清酒酵母に含まれる”βグルカン”は免疫力を高めることに有効的。

その他にも不眠やストレス、冷えや便秘、がんや心臓病、
生活習慣病の予防にも効果があるとされていて、
まさに食べるお薬とも言えるのです✧

酒粕の保存方法。

酒粕はアルコールを含むため腐りにくく、長期保存が可能です。

菌が生きているため常温だと発酵が進んでしまいます。
そのため保存は冷蔵庫で。冷凍保存も可能です。

またアルコールを含むため、お子様や運転する際の食事には
加熱処理をしアルコール分をしっかりとばす必要があることも覚えておくと◎

酒粕の種類。

スーパーでも比較的手に入りやすい酒粕ですが、
種類は3種類あります。

四角く平たい板状のような”板粕”。
日本酒を作る際に圧搾する工程で布などについた酒粕で、
固めの板状になっています。

バラ粕”は低温発酵で作られる吟醸酒の酒粕で
ボロボロの状態になっていたり、米粒が残っていたりする酒粕。

ねり粕”は板粕を容器に詰めて貯蔵されたもので、
柔らかくなっている状態の酒粕。
踏み込み粕とも呼ばれます。

酒粕は独特の風味がある食材なので、
苦手な方は少量から食事に取り入れることがオススメです。

また発酵調味料との相性が良いため、合わせて使うのもオススメ☺︎
お味噌汁のお味噌の量を半分にして酒粕を加えたり、
味噌漬けを作る際に加えたりすると食べやすくなるので
日々の食事に取り入れやすいかもしれません。

酒粕は日本酒を作る際の副産物なので、
日本酒の味が異なるように、酒粕の風味も異なります。

いろんな酒粕を試してみてお好みのものを探してみるのも楽しいですよ♡