乳酸発酵野菜漬けのメリット。

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こんにちは。
Holistic Delica Labo店長の【くま】です☺︎

過去にいくつか乳酸発酵を利用した万能調味料などを紹介してきましたが、今日は基本的なお話をしていこうと思います。

乳酸発酵とは。

乳酸発酵とは、乳酸菌によって糖類が分解されることで乳酸が生成されること。

野菜にも乳酸菌は含まれていて、
野菜由来の乳酸菌による野菜の発酵をすることで
乳酸発酵野菜漬け”を作ることが出来るんです。

乳酸発酵漬けのメリット。

では野菜を”乳酸発酵漬け”をすることのメリットは何があるのか??

まずは代表的な乳酸菌の持つ力。
腸内環境を整える”働きをする。

乳酸菌は発酵細菌の代表格。
乳酸菌”と聞くと牛乳やヨーグルトに含まれる菌をイメージする人も多いかもしれませんが、
なかには野菜や果物由来のものもあるんです。
善玉菌のエサとなることで腸内環境を整え、
また働きを活性化させる乳酸菌は腸活には欠かせない存在。
消化吸収をアップさせたり、
ビタミンの合成を助けるなど便秘解消や免疫力を上げるのにも役立ちます。

この”植物性乳酸菌”は、酸や塩分のある環境にも強いのが特徴で、
生きたまま腸まで届くというメリットがあります。

オススメしたい乳酸発酵漬けの最大のメリットは、
この乳酸菌などの微生物の働きを利用して
糖質やタンパク質を分解して発酵させることにより、
野菜に”旨みや栄養素、香りをプラスする”ことができるということ✧
食材の旨みを引き出すための工程は漬けておくだけなので
簡単だし楽チンなところも魅力のひとつです♡

次に、乳酸菌の効果で
保存性がアップする”というメリット。
発酵食品自体もともと保存食として生まれたものも多く、
昔の人たちが食材をいかに腐らせず保存するか。
そういった工夫の中で発酵という手法が使われてきました。
乳酸菌が繁殖した発酵食品は、
腐敗させる悪玉菌の働きを抑える力があるため保存性が高まるというわけです。
つい買い過ぎてしまった野菜を腐らせることなく保存が出来ることは
食品ロスを減らすことにもつながりますし、経済的にもメリットは大きいですよね。
乳酸発酵させた野菜は約2週間から1ヶ月ほど冷蔵庫での保存が可能です。

乳酸発酵漬けに使用する塩水の効果で
野菜のカサが減る
ことでより野菜の量を摂りやすくなることもメリットのひとつ。

また漬けておくことで味が全体に染み込むため
減塩につながる”という効果も。
調理に利用する際はほとんどお塩を追加する必要がないため
健康的な食事作りにもオススメです。

その他にも常備菜として漬けて置いておくことによって
時短調理に役立つ”というメリットもあります。
カットされたお野菜はそのまま調理に使えるので洗ったり切ったりする手間が省け、
またその漬け汁自体も調理に使えるためスープなど汁物を作る際も
お出汁として有効活用できます☺︎

こんな感じで乳酸発酵させた野菜漬けにはたくさんのメリットが✧

乳酸発酵漬けの作り方

乳酸発酵野菜漬けの基本に必要なものは

  • 水 1カップ
  • 塩 小さじ1

野菜の量、保存瓶の大きさによって塩水の量を調節します。

必ず野菜がひたひたになるように塩水を注ぎます。

また雑菌の繁殖を防ぐため、
使用する道具全て(まな板、包丁、保存瓶など)を
必ず熱湯消毒してから作ることもとても重要です!

洗った野菜の水気を切り、
漬けやすい大きさにカットして清潔な瓶に詰めていきます。

そして野菜が浸るように塩水を注ぎます。

発酵の進み具合いを見ながら1日から2日室温で保存。
発酵過程で炭酸ガスが発生するので、この時蓋は上にのせるだけでOK。

プツプツとした泡がみられ、味見をしてみて酸味を感じたら乳酸発酵した証拠。
蓋を閉めて、冷蔵庫で保存します。

ということで今日は改めて乳酸発酵野菜漬けの基本のお話をしてみました。
いかがでしたでしょうか?

ポイントさえ抑えれば、とっても簡単に作ることが出来ますよ✧
ご家庭で一度試してみてはいかがでしょうか☺︎

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