こんばんわ。
Holistic Delica Labo店長の【くま】です☺︎
今日は”砂肝”を使っておうちごはん作り。
と、その前に少し砂肝のお話をしていこうと思います。
砂肝の栄養素と効果。
砂肝は高タンパク質、糖質ゼロ、脂質が低く低カロリーなのも特徴です。
そのためダイエット中に食べる方も多いのではないでしょうか?
内臓らしい臭みも少ないので食べやすい部位でもありますよね。
▼▲ ビタミン12 ▲▼
栄養素としては、
まずは”ビタミン12”が含まれる砂肝。
ビタミン12とは、赤血球を作るのに必要とされているビタミンで、
不足すると全身にうまく酸素が行き渡らなくなるため
だるさや動悸、息切れの原因にもなります。
このビタミンは植物性の食品にはあまり含まれていないんです。
そのため動物性の食品から摂取する必要があります。
1日の必要量はさほど多くはないので
普段からバランスの良い食事をしていれば極端に不足するようなことはありません。
▼▲ ビタミンK ▲▼
止血ビタミンとも呼ばれる”ビタミンK”も含まれます。
怪我などをした時に血が固まってくれるのはビタミンKの作用によるもの。
またカルシウムが骨から溶け出すのを抑える役割も担っています。
強い骨を作るためにも役立つビタミンなので
虫歯や骨折の予防にも必要不可欠な栄養素です。
▼▲ 鉄 ▲▼
”鉄分”も含まれる成分で、
砂肝に含まれる鉄は”ヘム鉄”。
植物性の食品に含まれる非ヘム鉄に比べて2倍もの吸収力があるため
貧血気味だなと感じる時はお肉から積極的に鉄分をとるのもオススメです☺︎
▼▲ 亜鉛 ▲▼
最後に紹介するのが”亜鉛”という栄養素。
亜鉛は新陳代謝のベースとなっているミネラルで、
細胞の生まれ変わり、糖質をエネルギーに変える、インスリンの合成、免疫力を高める
など様々な役割を担っています。
不足するとうまくターンオーバーが行われず肌荒れ、脱毛の原因になったり、
鼻や喉の粘膜が弱まるためウイルスや細菌への抵抗力が下がって病気になる原因にも。
ちなみにお酒を飲む人は酵素を作る際に亜鉛を消費します。
またカップラーメンやレトルトなどの加工食品をよく食べる人は、
含まれる添加物(ポリリン酸ナトリウムやフィチン酸など)によって亜鉛の吸収を妨げられ、
味覚に関わる味蕾細胞がうまく機能しなくなるために味覚障害が起こり、
濃い味のものを好むようになってしまう原因にもなります。
この亜鉛をより吸収しやすく手助けをしてくれるのが”ビタミンA”の存在。
ビタミンAと合わせることで相乗効果が生まれるので
今日は砂肝をビタミンAの含まれる食品と合わせてお料理していこうと思います☺︎
砂肝とエリンギの発酵バター炒めの作り方
用意したものは
- 砂肝
- 発酵バター
- エリンギ
- 胡椒
砂肝は前の日にジップロックに入れ自家製塩麹につけておきました。
そのまま沸騰したお湯に入れて低温調理しています。
やり方は以前紹介したサラダチキンの作り方と同じ。
低温で火入れすることでさらに柔らかい仕上がりに♡
今回は塩麹につけてあるのでお塩を加えていないのですが、
そのまま使用する際はお塩を加えて味付けしてください。
塩味が足りない場合もお塩足してみてください✧
作り方はシンプルに炒めるだけ。
砂肝をそのまま使用する際は火が通りやすくするため切り込みを入れる、
もしくは細かくカットまたは薄くスライスすると早く調理できます。
下茹でしておけば余分な油を落とすこともできるので茹でておくのも◎
キノコはエリンギを使用しましたがお好みのもので大丈夫です。
ビタミンAを含む食品がバターなので
発酵バターは自家製で作ったものなので、なければ市販のバターで。
プロセスチーズもビタミンAが多く含まれる食品なので
チーズで味付けするのもオススメです♡
ただどちらも脂質は高いのでほどほどに…
お料理がシンプルな割に少々長くなってしまいましたが、
今日も最後までお読みいただきありがとうございます☺︎
明日から世間は4連休ですね!
都民は外出自粛…
Go Toトラベルキャンペーン楽しみにしていたんですけどね。
それでは皆様良い連休を✧